スペイン、そして能登から

スペインと能登のことを主に書いています。

なぜ、ブログを書き始めた? その2(ボディトーク療法)

会社を辞めるのはいいが、これからどうする? 田舎に帰る? 他を探す?

まずは、付き合っていた人の実家に身を寄せることになった。

ところが、会社を辞めたとたんに、「ムカつくから、会いたくない」というメールが!

韓流ドラマのような展開だなぁ、と思いながらも、こちらも連絡をしないことに。

近所のコーヒー屋さんの奥さんには、「動く前でよかったね」と慰められた。確かに。

去年の夏、今住んでいるところの賃貸契約の更新をする際に、大家さんから

なかなか手入れが行き届かないから、家賃を下げさせてほしいという申し出があり、

このあたりでは破格の賃料に! 

神様と仏様、ご先祖様は、先のことを考えてくださっていたのか・・・南無阿弥陀仏

そんな時、週一回通っていたヨガのクラスの先生の元同僚の方がとある療法を

なさっていると聞き、具体的には何もわからなかったが、なんだか、自分はここへ行くのが良さそうだと思い、紹介していただいた。10月の下旬だった。

予備知識は全くなかった。ちょうど、説明会もあったので、こちらにも参加したいと思ったら、満席とのこと。

ホームページで情報を収集するが、イメージがわかない・・・

私の言葉では伝えることが不可能なので、以下リンクで。

www.bodytalkjapan.com

結果、以下のレポートをいただく。(抜粋)

1 2歳の時の両親のケンカを見たことがトリガーとなり、自尊心が低く、

  目上の人には従うようになる。過去の傷が自信を失わせる・・・等々

2 前の職場の社長、今回退職する直接の原因となった人々から解放し、自分の

  望んでいるものを見出す・・・ キーワード:イザナギイザナミ

3 胎児期に大脳皮質に影響し、トラウマを蓄積しやすくなる。

  夜中に肝臓が要・不要を分配できないため、蓄積され固まっている。

4 小腸の識別力の低下。攻撃に対して整理がつかない。物が捨てられない。

  怒りの感情を解放、副交感神経優位を動かす。

  右脳的な感性、人とのつながり・調和、自分の居場所、自分の使命を探す。

 

なんのことかと思うだろうが、自分のことなのでよくわかる。とてもよくわかった。

「自尊心が低い」、その通りだ。そうでなければ、あの職場でこんなに長く働いていないだろう。

イザナギイザナミは、「調和」を意味するらしい。この時は、そうかと思った程度だったが、その後、これは重要なキーワードになる。イザナギは、亡くなった妻イザナミに会いに冥界に行くが、既に冥界の食物を食べてしまっていたイザナミは、腐乱死体状態。そのあまりにも恐ろしい姿を見たイザナギは逃げ出してしまう。イザナミイザナミで、そんな姿を見られたことを恥じ、イザナギを殺そうと追いかけるが、イザナギは逃げ切って、冥界から戻ってくる。

自分は在職中に、とても信頼している方々がいたのだが、ボディトークを受けた3~4日後に、衝撃的な事実を知った。私が信頼し一緒に仕事をしていたと思い込んでいた人は、ことあるごとに「これは課員が言った」と、あたかも私が言っているように人前で言っていたらしい。退職した会社は現在、2つの派閥がいわゆる勢力争いをしているという、これも韓流ドラマのような状況だが、その方の発言を聞いた反対勢力の方々は、私が余計なことを吹き込んでいると考えたらしく、私を異動させたというのだ。

私にそのことを言った人は、私がそれを知っていたと思っているらしいが、そんなことは夢にも思わなかった・・・ これがイザナミの正体だった。

他にも、自分が信じて疑わなかったことが、実は・・・ということがいくつもあり、しばらくは人間不信になりそうだった。

こんなことを書けば、なんとスピリチュアルな世界!と思うかもしれないが、心を静めてこの方との関係を思い出していけば、どこかの時点からは怒りや恐れや不満があったのに、それに蓋をしてきたことに気づいた。

ハローワーク労働基準監督署の相談コーナーでも、直近のパワハラだけでなく、異動前の管理者の在り方にも問題があると指摘され、ショックではあったものの、悪い夢から覚めたような気がした。同時に、どうしても消えなかった左肩、背中の痛みが軽減していた。歩き方も変わったらしく、長時間歩いても疲れにくくなった。

小腸の「識別力」や肝臓の働きもよくなったようで、断捨離が始まった。最初は考えながらだったものが、2週間ほどすると、手にとった瞬間に要・不要がわかるようになった。嘘のような本当の話だ。断捨離と同時に家の中の物の置き換えが始まった。

本棚、押入れの中・・・考えなくても勝手に物が置かれていくという感覚。

今となっては、何を捨てたのかも思い出せないくらい、物を捨てた。

本当に思い出せない、つまり、必要でないものを持っていたということだった。

気が付いたら、5年ほど付き合ってきた「適応障害」に関する諸症状がほぼ改善されていた。

                                  ー続くー